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相手を思いやりつつ自分の気持ちを素直に伝える
「ケンカするほど仲がいい」という言葉もありますが、恋に衝突はつきものですよね。
どんなに好きな相手でも、付き合っていくうちに許せない部分が出てきます。

恋人に不満を感じたとき、あなたはどう対処するでしょうか。
不満を解決するには、相手に自分の気持ちを伝えなくてはいけませんよね。
自分の気持ちを表現することは、良好な人間関係を築くために欠かせないポイントになります。

ただ、気持ちの伝え方は意外と難しいもの。
悪い例の代表は次の2タイプでしょう。

ひとつは、自己主張が弱いタイプです。
相手の気持ちを優先して、自分はガマン。
ガマンしていればとりあえず衝突は避けられますが、相手は問題に気がつかず、自分の不満も解消されません。

また、自己主張が強すぎるタイプも問題です。
相手の気持ちを考えずに自分の意見を押し通そうとすれば、どうしても衝突します。
自分の気持ちは伝わるかもしれませんが、相手は不満を感じ、関係悪化の原因になるでしょう。

理想的なのは、相手を尊重しつつ、自分の気持ちを素直に伝えることです。

もちろん、わかっていても簡単にできるものではありません。
友だちには素直に話せても、恋人には話すことができなかったり、イライラしてキツい口調になってしまったり、なかなか難しいですよね。

まずは、今、自分が相手に対して素直に気持ちを伝えられているか、考えてみましょう。
「相手に対してガマンしていることはないか」
「なぜ気持ちを伝えられないのか」
と考えていけば、きっと問題点が見えてくるはず。

恋人との付き合い方を今一度見つめなおしてみることが、コミュニケーションスキルをアップさせる第一歩になるのではないでしょうか。


[2010/06/24 17:25 ] | 人間関係 | コメント(0) | トラックバック(0)
第一印象は信用できない?
みなさんは自分の「人を見る目」に自信がありますか?

よい恋愛をする上で、パートナー選びはとても大切なことです。
自分に合わない人、偏った価値観を持った人を選んでしまうと、努力してもハッピーエンドにたどり着く可能性は低くなってしまうでしょう。
人生のかけがえのない時間をともに過ごす相手ですから、自分と相性のよい人を選びたいものですね。

恋のパートナー選びには、いわゆる「人を見る目」が必要です。
付き合いの浅いうちは特に「人を見る目」が重要になってくるでしょうが、早い段階で相手の評価を決定してしまうのは、あまりおすすめできません。
というのも、他人に対して抱く印象は、本来の姿と違う場合が非常に多いからです。

たとえば、無口な男性と会ったとき、「謙虚で真面目そうな人」と好意的に受け取る人もいれば、「愛想が悪くてつまらない人」とネガティブな印象を持つ人もいます。

初対面の印象は、自分の知識や経験によっても大きく変わってくるんです。
つまり、未知の人に会ったとき、自分が持っている知識を参照して、相手の性格を推測しているわけですね。

「おしゃべりな人は傷付きやすい」とか「異性の兄弟がいる人は浮気しやすい」とか、性格に関する自分なりの経験則を持っている人は多いでしょう。
そんな先入観は持っていないという反論もあるかもしれません。
でも自覚していなくても、頭の中にはいろいろなデータがインプットされていて、初対面の相手に対して「こういう性格に違いない」とある程度決め付けてしまう傾向にあります。

これは人間が持っている習性のようなもの。
「この人はどんな性格かわからない」と判断を保留するより「こういう性格だろう」と大まかに決めておいた方が便利なんです。
確実に「この人はこんな性格だ!」といえるくらいの情報が集まるまで待っていたら、何年かかるかわかりません。
その間ずっと、「どんな性格かわからない人」として接するのはシンドイですよね。
それよりも、最初に「たぶんこんな人だろう」と推測しておいて、付き合っていくうちにその評価を修正していく方が合理的でしょう。

注意しなければいけないのは、他人の性格に対する推測が間違っている場合も十分あるということ。
付き合いが浅いうちに感じた印象を重要視しすぎると、相手の長所を見落としたり、逆に買いかぶったりしてしまうことにつながります。
「人は偏見を持ってモノを見るものだ」ということを頭に入れておくことが、恋人選びの第一歩かもしれませんね。


[2010/06/18 13:17 ] | 人間関係 | コメント(0) | トラックバック(0)
相手との心の距離を知る方法
電車に乗ったとき、もしくは映画館に行ったとき、あなたはどこに座りますか?
混雑してなければ、他人から1席か2席分、間を空けて座ることが多いのではないでしょうか。
見ず知らずの他人のすぐ隣に座るのは、できれば避けたいですよね。

このような心理は「パーソナルスペース」という概念で説明できます。
パーソナルスペースとは、それぞれの人が自分の体の周りに持っている「なわばり」のようなもの。
自分のパーソナルスペースの中に他人が入ってしまう距離感だと、不快感を覚えるんです。
だから、電車でも映画館でも他人と距離をとって座ろうとするわけですね。

パーソナルスペースは相手との関係性によって変わり、親しい相手だとかなり接近してもストレスを感じません。

パーソナルスペースと相手との関係性を簡単にまとめてみましょう。

・相手との距離が45cm以内(親密な関係)…恋人や夫婦、家族などに対する距離。
・相手との距離が45~120cm(個人的な関係)…友人と個人的な話をするときの距離。
・相手との距離が120~360cm(社会的な関係)…職場で一緒に仕事をするときの距離。

個人差はありますが、これが大体の目安といわれています。
パーソナルスペースの知識は、恋愛にも役立てることができます。

たとえば相手が自分に非常に近い距離で楽しそうにしゃべってくれるなら、かなり脈アリ。
恋愛対象として見られているかどうかまではわかりませんが、少なくとも嫌われてはいないはずです。

逆に、いつも一定の距離をとられているようなら、相手がまだ心を許してくれていないということでしょう。
仲良くなるまでには、もう少し時間が必要かもしれません。

また、意識して間合いを詰めるというのも、ときには有効な手段となります。
相手と近づいて接するのが当たり前になれば、心の距離も近づくでしょう。

ただし嫌悪感を持たれてしまう可能性もあるので、距離を縮める場合は相手との関係性を考えながら少しずつ近づくようにしたいですね。


[2010/06/11 14:25 ] | 人間関係 | コメント(0) | トラックバック(0)
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